２．田植機 洪水被害の一般例
浸水レベル１（ステップ以下）
冠水後、排水・洗浄など防錆対策をすぐに実施せずに一定期間放置された場合は、エンジン下部やミッション下部のネジ、オイルシール、電装品、植付部などに腐食が進行している可能性があります。
修理に当たっては、多くの個所の分解・点検・部品交換が必要な場合があります。
浸水レベル２（ステップ以上又は横転）
ステップ以上の冠水をして排水・洗浄などの処置を行わずに一定期間放置された場合には、エンジンやミッション、電装品などの腐食が進行し、なかには廃棄せざるを得ない場合もあります。被災時には難しい場合もあるでしょうが、可能な限り早めに専門家のチェック・処置を受けて下さい。
さらに、横転した場合やボンネット上又は座席シート上まで冠水した場合は、エンジンやミッション内部まで泥や水が侵入しているとともに電子機器の損傷も大きいため、より厳しいものといえます。
完全に水没  |
完全に水没(バッテリーの マイナス端子をはずした状態)  |
エンジンのマフラー部分 |
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＜洪水被害を受けた農機の取扱い＞
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